「ポストプロセスでゲームの見栄えをいい感じにするアセット」 Beautify 2 を使ってみました! という紹介記事です。
ポストプロセス とは
画像のように「ゲーム画面に後処理を加えていい感じにするヤツ」のことです。(画像はUnity公式から)
ポストプロセスはUnity標準にも簡単な処理はあるものの、組み合わせただけで十分とは言えません。
Beautify 2は高機能なポストプロセスを多数セットになったアセットです。
検証したところ、「50ドル払って適当にチェックを入れてればいい感じになる」、超有用なアセットです!
使い方
画像のように、Beaufityには3つのunitypackageが入っていてプロジェクトの設定に合ったものをインポートして使う必要があります。
URP(Universal Render Pipeline )と組み合わせて使う場合、Project Settings / Graphics で設定されているパイプライン設定から・・
レンダラーを選んで
Beautify のレンダラーfeatureを追加する必要があります。
デモシーンを開いて、右のようにギラギラしていたらOK. 左のようにのっぺりしていたら何か間違っています。
これで準備はOK. プロジェクトのシーンでもVolumeコンポーネントを付けてAdd Overrideから「Kronnect / Beautify」を追加して、
中のチェックボックスをポチポチしていれば、様々な効果が試せます。
絵を仕上げていく
まずは標準の状態はこう。少しのっぺりしていますね。
ムワッとした熱気を表現したかったので、Bloom(発光)をオンに。明るさが暗い部分に染み出す効果があります。
暑い太陽が差し込む感じを出したかったので、Sun Flare をオンに。(地形で太陽が隠れた時との比較のため、動画で)
Directional Lightがカメラの方に向いていないと表示されないので、Lightも追加しています。
Lens Dirt(レンズの汚れ表現)がキラキラして南国な感じがしたので、それもオンに。
以上です! 夏っぽい感じに仕上がりました!
Beautifyは2Dゲームでも使えるぞ!という触れ込みで、実際2Dゲームでの十分有用、入れて損なしの超有用アセットと断言出来ます。
ただ、「これは2Dだとなぁ・・」というものもいくつかあり、やはりより真価を発揮するのは3Dかもしれません。
※ドット絵 x Beautify 2 限定のハマりポイントがあったので別記事に書きました。もう少し突っ込んだ内容です。