デジゲー博でやるべきこと・やるべきでないこと
こんにちは!丸ダイスです!
今回初めて参加したデジゲー博2019の振り返りとして、
展示する時に気付いたやるべきこと、やるべきでないことをまとめてみました!
今後参加される方の参考に、何よりも自分が忘れないために!
○ チラシは嫌がられない!持っていってOK
デジゲー博は知ってもらう機会と考えた丸ダイスはこんなチラシを張り切って500枚 持ってきました
街中で配られるチラシって好きですか?私は結構避けちゃいます。
なので、デジゲー博でも嫌がられながら頑張って配る覚悟でいたのですが、実は意外と好意的にもらってもらえます。差し出して払われるようなこともなく、置かれたチラシをもらっていいですか?と聞かれるほど。
わざわざデジゲー博に来るからには、一般参加する側もゲームの情報収集には貪欲な傾向があるのかなと。
気軽にもらえるチラシ(または記念品)はゲームを気に入った方にとってちょっと嬉しい小さな戦利品になるはずです。ぜひ持っていきましょう。
まぁ、流石に400枚ほど余りましたけどね。安いからいいんです。
○ 数分で1サイクルするビルドを用意しよう
ゲームを試遊する側だって、その場でゲームを遊びつくそうだなんて思ってません。
でもいつもの開発中ビルドを置いていたのでは、延々遊んでほかの来場者に触ってもらえなかったり、中途半端なところで終わってしまったりします。
タイトルまたはメニューから初めて、初めて遊んでもゲームの魅力が一番伝わるところを何ステージかを遊んだらまたタイトルに戻る…。
こういうゲーム遷移を用意しておけば、来場者もスッキリと試遊体験を終えることが出来ます。
○ ノートPCは台で底上げをしよう
つまり
こうではなく
こうするということです。
展示会の机は高さ72cm。
来場者は立ったままプレイするので大人の身長ではイスのポーズ!
になってしまいます。腰が死にます。
来場者の腰を破壊しないためにも、ノートPCは空箱やダンボール(+かけ布)での台での底上げをしましょう。
マウス・キーボード操作の場合は特にそうですが、PV動画を流すだけでも目線に近いので遠くからでも見えやすくなります。
○ デュアルモニターでブース側に「複製」しよう
これホンマ最高です。見た瞬間にパクろうと思いました。
まず、何も考えずに試遊の展示をするとこうなります。
展示が始まるとすぐに気付きます。
人生の敗者です。曖昧な笑顔をして待つかジャマを承知で上から覗き込むしかないです。
ところが、試遊していて「そこはAのジャンプで超えられますよ~」などとまるでプレイ画面が見えてるかのようなセリフを
ブースの中からかけられた覚えはないですか?それはデキる開発者です。
彼らは
こうなってます
『画面を複製』でデュアルモニターにしているところがポイント。 来場者側とブース側で同じ画面が見えるようにすることで、ブースの中にいながらどこで詰まったか、どれがウケたか、どの操作が伝わっていないか手にとるように分かります。 来場者からノートPCのキーボードのような余計なものを隠しているのも素晴らしい(事情次第ではノートPCが表のパターンもあり)。流石にここまでやる方は多くはなかったですが、試遊展示の品質としては最上級でしょう。
ホンマ真似しよ…。
✕ 頒布物を大量に持ってこない(試遊メインの場合)
- 試遊はスペースを占有する
- そもそも時間がやや短い(コミケは10:00~16:00)
という関係上、試遊展示をする限り頒布出来る数は限られます。
開発中の作品以外に過去作がある場合でも、頒布物の持ち込み数はかなり控えめでいいでしょう。
ちなみに今回の頒布実績は…
コミケの既作持ち込みの感覚で合計100部の持ち込みをして…
100部のPC同人ゲームはこの量。キャスターで1人で運べる量はこれが限度です。
頒布数は24部でした。
一番頒布されたEQUALINEはメイン展示な上イベント会場でしか頒布しない作品です。 実際はもっと少なくて見積もって良いでしょう。
機会があれば出せる分を手荷物で少し持っていくか、思い切ってなしでも良さそうです。
(もちろん、「新作の完成版を出す!試遊もナシ!」という方針なら話は別!)
✕ 展示作品は1スペース1つにしておこう
今回のスペースはこんな感じでした(写真取ってなかった・・・)
明らかに詰め込みすぎです。真似しないで下さい(遊んでくれた人、せまくてごめんなさい・・)
PCまたはモニターを並べられるのは1スペース2つが限度。 ゲームのPV映像を流すPCを置くと2作展示は難しいです。
どちらを遊んでいいか迷ってしまうことを考えても、1作に注力した展示にするのがいいと思います。
○ (おまけ)ゲームの感想は声に出しながら遊ぼう
How To ではないですが、他のサークルさんとの交流する上で今回良かったポイントです。 ほかのサークルさんのゲームを遊ぶ時、良いところ、面白いところ、難しいところ、分からなかったところをどんどん口に出す(ex「ここのアクション手応えいいですね!」「こういうテーマのゲームだからこの衣装なんですね!」「この敵強すぎじゃないですか!?」「あのアイテムどうやって取るんだろう?」…)スタイルにしてみました。
ちょっと実況っぽい。本物のゲーム実況は無や大衆に向かった話すので難しいですが、展示会では誰よりもそのゲームに詳しい開発者が目の前に居ます。
そこから苦労話やこだわりポイントを聞かせてもらったり、好意的な会話に発展しやすかったように思います。
未来の良き開発仲間としてほかのサークルさんと仲良くなりたいな…と思っていた私にとって、「まずは好意的に作品に触れて、感想をどんどん伝える」スタイルはデジゲー博を有意義に体験するとても良い方法でした。
(この後、その場で話して終わりにしないために名刺を渡して名乗ると途端に営業っぽくなります。が、仕方ないです…心を強く持ちましょう…)
まとめ
以上です!!いろいろありましたが、楽しいデジゲー博でした!みなさんお疲れ様でした!